2008年10月07日
念願のオズ
小津安二郎はまだ僕には早すぎる。
ヤスジでございます。
秋の味覚としての秋刀魚は大好きなんですけどね、
「秋刀魚の味」は、何度トライしてもどうしても最後まで
あのアングルの違和感が違和感のまま。
「いいですよねー小津。」
なんてセリフを吐ける大人になりたいものでございます。
さて、そんな映画音痴の僕ですが、
「好きな映画は?」と聞かれたら間髪入れることなく答えられます。
「オズですね。」
…ここで、「小津?」「あ…いや、小津は…。」ってな会話になること請け合い。
「オズの魔法使」これがねー、好きを通り越してんですよ。
もはや字幕いりません。
三つ子の魂百まで。とは申しますが、いやーこれ。ほんとに。
映画をご覧になったことがある方ならおわかりでしょうが、
色がもうね、すばらしいんですよ。
冒頭のカンザスはモノクロ。
黒い竜巻。
黒い魔女。
一転、マンチキン国に不時着した家から出て、ドアを開けた瞬間。
総天然色。きらきらと輝く不思議な植物。
もーこの転換のところが大好きで。
巻き戻し→再生→巻き戻し→再生って何度見たことか。
最初の公開が1939年だそうで。
当時の人たちにしたらすごい効果のある演出だったんじゃないかなぁ。
ドアを開けたドロシーと観客が同じ体験をする感覚。
何年前だったか、ロケハンで地方をぐるぐるしていたとき、
なんぞCDでも仕入れるべく入ったTSUTAYAで
オズの魔法使いスペシャルボックスを入手。
特殊効果の裏側なんかもインタビューで語られていて、
なんかこう、なんでもかんでも編集機で合成しようとしてしまう
現代の映像制作(もちろん全てとは言いませんよぅ)ってなぁ。。。などと
思ってみたりなんかして。
いやでもね、6月頃だったか、葉山でカフェを営んでいる
元特殊効果をしてた方に話を聞くと、
編集室で2日がかりの作業で合成することが
2時間の準備でできちまうよ、とのこと。
僕が偉くなるまでこの仕事をやってたら、
そういう昔ながらの技術をもつベテランを集めて
やってみたいなぁ。なんてねぇ。思うわけですよ。オズを見る度に。
と、そんな感慨にふけりながら散策したのが
Magic of OZなるSIMです。
黄色いレンガの道。
ヒャッホウですよ。
オーリラ、オーーーラ、オーラウラ、オーリラー♪
こんなカタカナで分かった人がいたら、生き別れた双子の弟だと思います。
ああ、たまらん。
今日も探索して来よう思います。
______________________________________
ブリキ:あのね、君になりたいんだ。どっちかっつーと僕は。
カカシ:脳みそないからわかんないぉ。

ブリキ:つまり、ブリキ男アバターがあったってことは
カカシ男もあるんじゃないかと思ってだね。
かれこれ1時間ほど探してるんだ。
カカシ:あるかもしれないけど、ないかもしれないぉ。
ブリキ:何故だろうな。心がないはずなのに、悲しい気持ちだよ。
_______________________

ブリキ:…。心がないはずなのに、やりきれない気持ちなんだ。ドロシー。
_______________________
ブリキのメモ「カカシがないなんて、生きているのが辛すぎます。」

ヤスジでございます。
秋の味覚としての秋刀魚は大好きなんですけどね、
「秋刀魚の味」は、何度トライしてもどうしても最後まで
あのアングルの違和感が違和感のまま。
「いいですよねー小津。」
なんてセリフを吐ける大人になりたいものでございます。
さて、そんな映画音痴の僕ですが、
「好きな映画は?」と聞かれたら間髪入れることなく答えられます。
「オズですね。」
…ここで、「小津?」「あ…いや、小津は…。」ってな会話になること請け合い。
「オズの魔法使」これがねー、好きを通り越してんですよ。
もはや字幕いりません。
三つ子の魂百まで。とは申しますが、いやーこれ。ほんとに。
映画をご覧になったことがある方ならおわかりでしょうが、
色がもうね、すばらしいんですよ。
冒頭のカンザスはモノクロ。
黒い竜巻。
黒い魔女。
一転、マンチキン国に不時着した家から出て、ドアを開けた瞬間。
総天然色。きらきらと輝く不思議な植物。
もーこの転換のところが大好きで。
巻き戻し→再生→巻き戻し→再生って何度見たことか。
最初の公開が1939年だそうで。
当時の人たちにしたらすごい効果のある演出だったんじゃないかなぁ。
ドアを開けたドロシーと観客が同じ体験をする感覚。
何年前だったか、ロケハンで地方をぐるぐるしていたとき、
なんぞCDでも仕入れるべく入ったTSUTAYAで
オズの魔法使いスペシャルボックスを入手。
特殊効果の裏側なんかもインタビューで語られていて、
なんかこう、なんでもかんでも編集機で合成しようとしてしまう
現代の映像制作(もちろん全てとは言いませんよぅ)ってなぁ。。。などと
思ってみたりなんかして。
いやでもね、6月頃だったか、葉山でカフェを営んでいる
元特殊効果をしてた方に話を聞くと、
編集室で2日がかりの作業で合成することが
2時間の準備でできちまうよ、とのこと。
僕が偉くなるまでこの仕事をやってたら、
そういう昔ながらの技術をもつベテランを集めて
やってみたいなぁ。なんてねぇ。思うわけですよ。オズを見る度に。
と、そんな感慨にふけりながら散策したのが
Magic of OZなるSIMです。
黄色いレンガの道。
ヒャッホウですよ。
オーリラ、オーーーラ、オーラウラ、オーリラー♪
こんなカタカナで分かった人がいたら、生き別れた双子の弟だと思います。
ああ、たまらん。
今日も探索して来よう思います。
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ブリキ:あのね、君になりたいんだ。どっちかっつーと僕は。
カカシ:脳みそないからわかんないぉ。

ブリキ:つまり、ブリキ男アバターがあったってことは
カカシ男もあるんじゃないかと思ってだね。
かれこれ1時間ほど探してるんだ。
カカシ:あるかもしれないけど、ないかもしれないぉ。
ブリキ:何故だろうな。心がないはずなのに、悲しい気持ちだよ。
_______________________

ブリキ:…。心がないはずなのに、やりきれない気持ちなんだ。ドロシー。
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ブリキのメモ「カカシがないなんて、生きているのが辛すぎます。」

Posted by Yaszi Mornington at 19:06│Comments(0)
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